こんにちは、マッシーです。
このブログでは育児の大変さと楽しさをみんなで共感し、将来を少しでも豊にできるような情報を発信していきます。
1.オキシトシンとは
愛したり、やさしくしたり、誰のことを思いやると分泌される脳内ホルモンです。幸せな気持ちで満たされるホルモンで、それゆえに「幸せホルモン」「愛のホルモン」とも呼ばれています。
従来、オキシトシンには幸福感を得られる効果があるといわれてきました。しかし、それだけではなく、ストレスを抑えたり、自律神経を調整したり、血糖値や血圧をコントロールしたり、体の痛みを抑えたりという、驚くべき効果があることがわかってきています。
2.オキシトシン出すことで得られる効果
・ストレスから解放される!
ストレスホルモンの過剰分泌を抑えることで、ストレスに強い体を
つくる
・胃腸が丈夫になる!
ストレスホルモンの胃腸へのはたらきかけを抑えて、胃腸の活動を改善する
・自律神経を整える
副交感神経のはたらきを高めて、自律神経のバランスを調整する
・血圧を下げる!
血管内で一酸化窒素を合成して、血管を広げる
・心臓疾患を防ぐ!
ストレスに対する過剰な反応を抑えて、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症などの発症リスクを低くする
・動脈硬化を防ぐ!
血流をよくして、動脈硬化の原因となる血栓ができにくくなる
・免疫力がアップする!
自律神経のバランスを整えることで、自己治癒力が高まる
・糖尿病を防ぐ!
インスリンが機能する体内環境をつくって、血糖値を下げる
・脳の疲れをスッキリ解消する!
メラトニンの材料となるセロトニンの分泌を促して、いい睡眠で疲れをとる
・体の痛みがなくなる!
脳内麻薬であるエンドルフィンの分泌を促して、痛みをやわらげる
・便秘が解消する!
交換神経と副交感神経のバランスをとることで、便通がよくなる
・認知症を予防する!
生活習慣病を予防することで、アルツハイマー型認知症のリスクを軽減する
・共感力が高まる!
相手を思いやる気持ちが生まれることで、相手に対して共感できるようになる
・人を信頼できるようになる!
相手に対する信頼感が高まることで、より人間関係が深まる
・人に対してやさしくなる!
幸せホルモンの分泌を促して、相手にやさしくなる行動が強化される
3.ふれあいでオキシトシンを出す15の習慣
①長年連れ添った夫婦も見つめあうだけでマンネリが消える
夫婦やカップルなどには、目を見て話すだけでなく、ときには見つめ合ってみることもおすすめです。関係が長くなるほど、目を見て話す機会が減ってきてしまうものです。照れ臭いかもしれませんが見つめ合ってください。それだけで、オキシトシンがお互いに分泌されてマンネリ感が解消し、より絆が深まることになります。
②仕事仲間とランチをすると午後からの仕事がはかどる
同僚や友人が一人でランチに行こうとしていたら、声をかけて一緒に行ってください。オキシトシンは、一人でさみしく食事をするより二人以上で楽しく食事したほうがよく出ます。それによって午前中のストレスから解放され、気持ちをリセットして午後からの仕事に取り組めます。
③人間関係をよくする言葉「おはよう!」
あいさつができる人はオキシトシンが出やすい人で、あいさつができない人はオキシトシンが出にくいといわれています。
「おはよう」「こんにちは」など、声に出すだけなく、たまにはハイタッチや握手、ハグをするのもおすすめです。触覚を刺激すると、よりオキシトシンが分泌されます。
④ひと呼吸入れるだけで怒りスイッチが切れる
人に対して感情的になりそうなときは、ほんの少しの時間だけでも相手のことを考えてみてください。思いやる気持ちが沸いてくるとオキシトシンが分泌されます。そうするとオキシトシンが怒りを抑えてくれて、いつまにか冷静さを取り戻せるようになります。
⑤グループで目標を達成すると死のリスクが下がる!?
目標が達成したらみんなで喜びお互いの成果をほめ合うことで、オキシトシンが分泌されてより結束力が高くなります。
目標達成のために仲間を応援することで、自分にも応援された仲間にもオキシトシンがでるようになります。
オキシトシンの研究によると、人との交流が少ない人のほうが、死のリスクが高いという報告もあるそうです。
⑥同僚と居酒屋でグチるのも心にも体にもいい時間
同僚と上司の悪口をネタにすることで共感が生まれ、オキシトシンが出るようになります。
⑦「ありがとう」はオキシトシン増強剤!
相手に対してお礼や感謝の言葉を伝えることで、自分だけでなく相手にもオキシトシンが分泌されます。
その繰り返しが、いろいろな人たちとのつながりを深くし、オキシトシンリッチな状態にしてくれます。
⑧健康で長生きしたいなら仕事以外の友人をもつ
仕事以外の利害関係のないところに交流の場をつくることができれば、そこでオキシトシンを分泌し、ストレス耐性を高めて仕事の場所に戻ることもできます。
⑨自分自身のために、ボランティア活動に参加する
善いことをしたい、人の役に立ちたいというのが人間です。それを実践するとオキシトシンが出て自分が健康になれるのが、ボランティア活動になります。
⑩アロマセラピーならオキシトシンが2倍でる
オキシトシンは嗅覚や触覚への刺激によっても分泌されます。その二つの心地いい刺激をもらえるのがアロマセラピーになります。
⑪スポーツ観戦に行くとストレスが消える
好きなスポーツを観る喜び、また好きな選手やチームを応援することで生まれる、共感や達成感がなおいっそうオキシトシンを分泌させます。
⑫親バカなほどオキシトシンが良く出る子に育つ
オキシトシンが分泌しやすい体質に育てるには、3歳までの幼児期に徹底的にかわいがることです。
オキシトシンが出やすい体質の子どもになれば、ストレスに強く健康な子どもに育つ可能性が高くなるといわれています。
⑬家族で食卓を囲めば家族全員が健康になる
家族一緒に食卓を囲み、ご飯を食べながら家族で会話をする。こういう基本的な家庭のあり方が、オキシトシンが出やすい体質になるためには重要になってきます。
⑭お出かけ前のハグで今日も1日ストレスフリー
お出かけ前に夫婦でハグをすると、奥さんの血圧が下がるといわれています。これは、ハグされることで夫の愛情を感じ、オキシトシンが大量に分泌されるからだと考えられます。オキシトシンが自律神経み作用して副交感神経を高めたのです。
⑮これが究極のオキシトシン生活!老いも若きもセックスしなさい
体に触れること、要するにスキンシップはオキシトシン分泌にとても効果があります。なかでも、もっともオキシトシンが分泌されるのがセックスです。
セックスによって大量のオキシトシンが分泌されるのは女性ですが、男性もセックスによってオキシトシンが分泌されることがわかっています。
4.一人でもオキシトシンが出て健康になれる14の習慣
①おなかが空いたら好きなものを食べる
食べたいものを食べ「おいしいな」と思えたら、幸せな気分に満たされます。それこそ、オキシトシンが分泌される脳内環境です。自分の体が欲しているものを食べて、ストレスを感じる人はいないはずです。
②マイアロマを見つけて免疫力を向上させる
アロマセラピーの効果といわれるストレス軽減や免疫機能の向上などは、オキシトシンの効果そのものになります。
③演歌好きにはクラシック音楽は効果半減!
音楽によってもオキシトシンが分泌されるともいわれています。
ただ自分のフィーリングに合う音楽を聴くことが重要で、自分が心地いいなら、演歌でも、ラップでも、ロックでももちろんクラシックでもかまいません。
④健康になりたなら、いつでもどこでも腹式呼吸!
意識して腹式呼吸ができるようになると、日頃からリラックスした状態を維持するだけでなく、心が乱されても短時間で落ち着きを取り戻せるようになります。腹式呼吸には、オキシトシンを出やすくするだけでなく、血圧を下げる効果もあるといわれています。
⑤朝の光を浴びて散歩をするとオキシトシンとセロトニンのダブル効果
朝の光を浴びながら散歩をするとオキシトシンだけでなく、セロトニンもたっぷり分泌されます。ストレスを抑えてくれる効果を持つ2つのホルモンが分泌することになるので、その日は1日中幸せな気分で過ごすことができます。
⑥人間関係に疲れたら合谷と足三里のツボを押す
この2つのツボは、自律神経のツボであり、痛み止めにもいいとされています。抗ストレス作用や鎮痛作用があるオキシトシンが分泌されるため、さらにその効果が高まることになります。
※足三里の場所:膝の皿の下、靭帯の外側にあるくぼみから指幅約4本分あたり
合谷の場所:人差し指と親指の骨が交差するくぼみ部分、人差し指側の内側あたり
⑦ふくろはぎをマッサージすると心がほっこりする
マッサージでオキシトシンを出すことによって、私たちの自律神経のはたらきを交感神経中心から副交感神経中心へシフトさせていくことで、その効果が発揮されます。第二の心臓といわれるふくろはぎの筋肉は太く、たくさんの神経がありますから、脳への刺激としては恰好の場所になります。
⑧絶景には健康のおすそ分け効果がある!
私たちは感動的なシーンに出会うと、それを誰かと共感したくなります。それがオキシトシンにとっては好都合になります。見るだけでオキシトシンが分泌されるだけでなく、誰かに教えて喜ばれるとさらに分泌されます。
⑨瞑想することによってオキシトシンがよく出る!
雑念を消せるようになると、脳を直接刺激してオキシトシンがどんどん出るようになります。
⑩共感力が高まると人にやさしくなる
共感するだけでもオキシトシンは出ます。助けを必要とする人たちのことを考え、その人たちに同情するだけでもオキシトシンは分泌されます。
⑪善いことをすると生きるエネルギーになる
オキシトシンを出すために、と自己中心的な考えからの親切ならやるだけムダになります。
相手を思いやる心があってはじめて、自分にも相手にもオキシトシンが出てきて幸せな気分に満たされます。相手からの感謝の思いが伝わると、もっとオキシトシンが出てきて、小さな親切が1日を元気に生きるエネルギーにもなります。
⑫気持ちよく寝たいなら好きな人のことを考える
寝るときにオキシトシンをたくさん出るには、好きな人と一緒に寝ることです。1人のときは、好きな人のことを考えながら眠るようにしましょう。好きな人を思いやり、感謝し、幸せな気持ちで眠りにつくと、オキシトシンが分泌された状態で睡眠に入ることができます。
⑬無理な断捨離はオキシトシンまでなくしてしまう
愛着のあるモノまで捨てることは、オキシトシン分泌にはよくありません。愛着のあるモノがそばにあると、いつでも誰かのことを考えるきっかけになり、それがオキシトシンの分泌につながり心をリラックスさせてくれることになります。
⑭お寺や神社でオキシトシンが出る
お寺や神社には、オキシトシンを分泌させる心地いい刺激があふれています。お寺や神社で行われるさまざまな儀式も、その壮厳さから、ある種の感動を得られます。