育児

【才能を伸ばす!?】モンテッソーリ教育方法とは

こんにちは、マッシーです。
このブログでは育児の大変さと楽しさをみんなで共感し、将来を少しでも豊にできるような情報を発信していきます。

1.モンテッソーリ教育とは


・モンテッソーリ教育を確立した「マリア・モンテッソーリ」は1870年にイタリアで誕生し、1907年に子どもが自分で何でもできるような環境を整えた子どもの家を作ったのがモンテッソーリ教育のスタートだと言われています。


・フェイスブックやグーグルの創業者、そして日本では将棋の藤井聡太棋士など、めざましい活躍をしている著名人が受けていることでも知られています。


ウォールストリートジャーナルでは、現在のアメリカで創業的事業の成功者の共通点はモンテッソーリ教育にあるとして、モンテッソーリマフィアなどと称したほど、世界で広く支持されています。

2.モンテッソーリ「子どもの発達の四段階」とは


①24歳までの成長は、6年ごとの四段階にわけられます。
 0歳~6歳までを「乳幼児期」、6歳~12歳までを「児童期」、12歳~18歳までを「思春期」、18歳~24歳までを「青年期」とわけています。
②人生においてもっとも重要な0歳~6歳
 0歳~6歳までの「乳幼児期」でその後の長い人生を生きていくのに必要な80%の能力が備わり、人生において一番大切な時期であるとモンテッソーリは言っています。
③さらに重要な0歳~3歳
 「神様は0歳~3歳、3歳~6歳の子どもの間に、赤い線を引いたがごとくおわけになった」とモンテッソーリは言っています。
 乳幼児期は前期と後期に分けられ、3歳を境に成長が大きく変わることを言っています。
④大きく変わる記憶のメカニズム
 0歳~3歳、3歳~6歳の子どもでは、記憶の仕方が大きく異なります。
 0歳~3歳までの前期には、「無意識的記憶」といって、覚える
 努力や意思の力なしに、すべてを素早くとらえ、永久的なものとして記憶する力を持っています。
 3歳をすぎるころから徐々に私たち大人と同じような「意識的記憶」に移行していきます。
 無意識的記憶によって、その後の人生を生きていくための土台ができるのです。
 

マッシー
マッシー
これこそ、三つ子の魂百までだね

3.成長のサイクル(実践編)


①.興味・関心を持つ
 子どもはまず、自分で興味・関心があることを探し出します。
 なぜなら、今自分が成長しなくてはいけない課題を本能的に知っているからと言われています。
 散策という、大切な活動を安全が許す限り、自由に散策を続けさせてあげることが親の役割になります。
②.自己選択をする
 散策の結果、自分で活動を選択します。子どもの正しい成長のサイクルは、興味・関心を持って自分で選択することから始まります。
 自分の人生を切り開いていくには、何でも自分で決めてく習慣がもっとも必要になってきます。
※0~3歳までは、2つの中から「どっちにする?」3歳~6歳は3つの中から「どれにする?」を活用するといいでしょう。
③.集中して繰り返す
 自分の今の成長にマッチした活動を始めると、子どもは集中して繰り返します。この瞬間に子どもの本当の力がグングンと伸びていきます。
 集中と繰り返しが途切れないように、静かに見守ることが親の大切な役割になってきます。
④.活動が上達することにより、満足感と達成感を得る
 子どもは集中し繰り返すことで、その活動の精度が上がっていきます。そのことによって満足感と達成感を獲得します。
 ドンドン上手になってくる=ドンドン頭が良くなっている、そう考えて見守るようにしましょう。
⑤.生きていくのに必要な能力を獲得します
 0歳~6歳までに身についた能力は一生ものです。
 歳をとって認知症になって、自分の名前を忘れてしまっても、この時期に身についた能力は忘れないそうです。
⑥.自己選択力と自己肯定感が、次に挑戦する心を育てる
 自分で興味を持った活動を、自分で選択し、集中して納得するまでやり遂げたときに、自分を信じる心=自己肯定感が生まれます。
 ビンのフタを開けるなどの大人から見れば他愛のない活動でも、子どもにとっては、一人でできたことが大成功になります。
 このような小さな成功体験を積み重ねることで、次の新しい活動にチャレンジしてみようという、挑戦する心が沸いてくるのです。
 そうして、また新たな興味関心を自分で探して挑戦し成功することで、成長のサイクルがまわり始めます。
 0歳~3歳までの乳幼児期は、この成長のサイクルがまわり始める、もっとも大切な時期になることを親は知っておく必要があります。

4.叱る回数が激減するキーワード「敏感期」


 敏感期とは、子どもが何かに興味を持ち、集中して同じことを繰り返す、ある限定された時期のことを指します。
 大人にとっては、いたずらに見えるような行動を頭ごなしに叱らないようにします。
 例えばお母さんの化粧品のビンを開けまくっているという行動をとってるような場合では、0歳から3歳までの子どもは、自由に動き始めた手指をいろいろと使ってみたいという強い衝動に駆られる運動の敏感期にあります。成長の過程で「今、あなたは指でひねることを練習して、覚えなさい」という、その子にしかわからない、「神様からの課題」をこなしている最中なのです。
 そして、「ひねる」ことができるビンのフタを、自分で見つけてきて、何回もひねり、うまく開けられたことで、一人でできた!という喜びを感じている最中になります。まさしく、成長のサイクルの中にいるのです。
 〇〇期というものには、必ず始まりがあって終わりがあります。
 この運動の敏感期も0歳から始まり、6歳くらいで消えていきます。
 敏感期が終わると、自分でやりたいという強い衝動が少なくなり、同じことをしても喜びを感じなくなってきます。
 そして、神経細胞が最も活性化する瞬間が、3本指を動かしているときなのです。
 3本の指は突出した脳とモンテッソーリが称したほど、3本指は脳を刺激します。
 ですから、先ほどのビンを開けまくるという活動は、脳神経細胞が一番活性化している最中にもなってきます。